ウッタル・プラデーシュ州でインド人民党（BJP）幹部タシーン・シャヒド（Tahseen Shahid）氏の長男が、国境を越えパキスタンのラーホール在住のパキスタン人女性と、オンラインの「結婚式（nikah、イスラーム法に基づく婚姻）」で結ばれた、という話題を、「The Hindu」紙が紹介していた。

BJP corporator's son marries Pakistani woman online in Uttar Pradesh

当初、新郎はパキスタン訪問ビザを申請したが、2国間で続く政治的緊張のため取得できず、さらに花嫁の母親の急病などの事情が重なり、やむなく新郎がイマームバーラー（imambara、イスラーム教の宗教施設）で新郎側の婚礼の儀（baraati）を招集、オンラインで開催する運びとなった。
花嫁の家族はラーホールから式に参加した。 

シーア派の宗教指導者（マウラナ）によれば、イスラーム教では、双方のマウラナが一緒に式を挙げることができれば、オンラインでの結婚式は可能である。
新郎とその家族は現在、新婦が無事にインドのビザを取得できることを願っている。
BJPのブリジェーシュ・スィング・プリシュ（Brijesh Singh Prishu）議員などが結婚式に出席し、花婿の家族を祝福した。

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