インド初のキウイフルーツで造られたワインがアルナーチャル・プラデーシュ州に登場

 

Posted on 14 Dec 2018 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

写真はラタフィア訪問時のひとときから。左下はインドから持ち込ませていただいたスーラの甘口「Late Harvest」。



友人Rさんが教えてくれて以来、福岡に帰ってくるたびに訪れている薬院のお気に入りのワインバー、「ラタフィア(Ratafia)」。

フレンチワイン専門の店なのに、オーナーソムリエの吉村智美(よしむら・ともみ)さんはなぜかインドにもよく通っていて、インドワインはもちろん、自然食の菜食料理やアーユルヴェーダに大変詳しく、毎回とても勉強になる。
先日も友達を誘って、インドから持ち込んだワインを持ってお邪魔した。
長年のインド在住者が、故郷に帰って来てくつろげる場所というのはなかなかないので、とてもありがたい。
裏話などもおもしろいし、ワインど素人のわたしにとっては、インドで造られているワインの特徴について、丁寧に解説してくださり頼もしい。

そんな中、中国との国境を接するアルナーチャル・プラデーシュ州では、インド初の有機キウイを使ったワインが醸造されたという話題を目にして、関心を引かれた。

Arunachal Pradesh Is Home To India’s First Organic Kiwi Wine - Homegrown

このワイン、「ナーラ・アーバ(Naara-Aaba)」は、有機栽培したキウイだけを使って造られたワインで、昨年10月に発表されている。
インドでは、ワインやブドウの生産地は中西部マハーラーシュトラ州ナシック(Nashik)などの暑い乾燥地帯に集中しているが、このワインは、国内有数のキウイフルーツ生産地、北東部アルナーチャル・プラデーシュ州は標高およそ1,500メートルの高地にある丘陵地帯、スバンシリ(Subansiri)県、アジアで2番目に広大な面積を誇る村、「ホング・ヴィレッジ(Hong Village)」に所在する。



「何もないね」の代名詞のような村。
 

「ナーラ・アーバ」のワイナリーでは、世界中から取り寄せた最先端の機械や設備を導入、ワインの生産を通じて、地域住民の収入向上に貢献していくことを目指している。

ただしアルナーチャル・プラデーシュ州には、安定した道路網がほとんどないため、品質が高い故に敏感なワインであるナーラ・アーバを運び出すことが難しく、流通は非常に限定的で、現在は同州およびアッサム州でのみ販売、それぞれ価格は1,200ルピー、1,500ルピーとなっている。

ナーラ・アーバ公式ウェブサイト

なお昨年は、マハーラーシュトラ州でインド初のサボジラ(チクー:Chikoo)を原料とするワインが造られたようだ。

Wine from Dahanu-Gholvad chikoos introduced under Fruzzante brand name - FNB News

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Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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